ネットワークビジネスしてる人はユーザー目線を誰1人持っていない




たま~に松山市内の異業種交流会行くと
MLM実はやっているよって人
案外多いなと感じます。

別にMLMやってること自体は
いいんじゃないのって派です。

ただ、、、
そのビジネスの取り組み方が

「お客さんのこと考えてないなぁ」
と思うことが、

自分が体験したり
他の人から見聞きすると
感じるんです

ということで今回のテーマは
ネットワークビジネスに
マーケティングを持ち込もうよって話

売りにくいビジネスに
「どうすれば売れやすくするか」
を持ち込むので

普通の経営をしている人にとっても
参考にできる内容になっていますよ。

1.ネットワークビジネス(MLM)にはユーザー視点が抜けている

まず、ネットワークビジネスやっている人の
誘い方って大まかにいえば
次の3パターンにわかれます。

  1.  稼げる、自由な時間が手に入るよ
  2.  いい商品があるから買ってよ
  3.  すごい人がいるから紹介するよ

こんな切り口で、交流会のあと
個別にFBメッセンジャーなどで
連絡が来るわけです。

少なくとも松山市内で見聞きしたり
自分が体験したものですね。

3つとも何か違うんだよなぁ
と感じていたのですが
それは「ユーザー視点がない」こと。

ユーザー視点というと曖昧ですね。

もっと言うと、
お客さんの悩みや願望を聞いて
解決策を提案するという発想です。

上の3つを個別に見ていくと

1-1.稼げる、自由な時間が手に入る

1~2回しか会っていない
関係性が薄い人にそんなこと言われても
信用できるとは思えません。

セミナービジネス、平たく言えば
FBで見かけるような

稼げる系の広告が比較対象として
いい例になりますが

  1. ド派手な写真や文章で興味を持たせて、
    メルマガ登録をさせる
  2. メルマガで不安を煽る
  3. 願望に火をつける
  4. 俺にもできそうと誤解させる
  5. セミナーに足を運んでもらう
  6. 何十万もする塾やプログラムを
    購入させる

乱暴にいえば、こういう仕掛けを
用意しています。

セミナービジネスの方が
このあたりはかなり賢いです。

1-2.いい商品がある

MLMで次に多いのはこの
市販品は危ない、だからコレ買え系

過去にうまくいったから
未だその手法が残っているそうですが

お客さんがドン引きするのも
コレ系です。

1~2回しか会った事無い
あなたが誰かもわからないのに

自分の商品説明、他社批判されたら
「なんだコイツ?!」
と思いませんか?

注)ネットワークビジネスに限らず
普通のお店にも共通するお話です。

耳が痛い~って感じたら
次から気をつけて見ましょう^^

あなたが何者で、何の専門家なのか?

お客さんはどんな人で
どんなことに悩んでいて
悩みが消えたらどうなりたいか?

ちゃんと調べていますか?

調べもせずに、セミナーや
カフェに誘ってないでしょうか?

1-3.すごい人がいるから紹介する

この誘い方って
自分は大した力ないんで
代わりに助けてもらってる

ってことを暗に表現してますよね。

さらに言えば、普通の人が言う
凄い人って大したことないです。

別ブログで書いたんですが
「誰が言うか」という背景が全てです。

ネットワークビジネスに限らず

誰もが知っている会社の社長さんが
「◯◯の業界で凄い人紹介するよ」

って言ったら、
本当に凄いかもしれません。

あまり名の知らない会社の平社員が
「◯◯の業界で凄い人紹介するよ」
って言われたって、、、、

「機会があれば」
の一言で、片付けませんか?

気が変わるとすれば
その会社が実は国内でも
有力な会社で、その平社員が

SNSで業界周りの人と
たくさん繋がっていたり

書いているブログが有益で
いいね、シェアも多数ついている

いわば「専門家」だった場合です。

ただ、ひとつ残念な事実として
物販系のMLMは転売ビジネスに
押され苦しいのは否めません。

2.物販系のMLMは転売ヤーに勝てない

どういうことか解説すると

定価1万円の化粧品
会員登録すると2割引の8千円
更に定期購入で3割引の7千円

こういう仕組みになってますが
ネットワークビジネスでは
一定の売上ノルマを満たさないと

ビジネスからの収入が減ります。

すると、自分じゃ使わないけど
収入維持をするためだけに在庫を
抱える人が出たりするわけです。

もちろん自分で使わないものは
持っていても無意味

そこで、こっそり
商品を買い取ってくれる業者に
下取りに出すわけ。

MLM 下取り で検索すれば
いくらでも出てくることです(苦笑

2-1.Amazonで安く買える時代

転売業者の個別ウェブサイトだけでなく
AmazonでもMLM会社名で検索すれば
色々な商品が出てきます。

定価の3割~5割で仕入れた商品を
一般の人に6~7割で販売
差額が転売屋の利益になるわけです。

あれ?3割引で買えたのは
継続課金した人だけじゃなかったの?
そう思った人、いい勘してますよ。

ネット転売が発達したことで
ビジネスしている人から買うより
安く買うこともできるんです。

2-2.商品に満足している人は多い

興味深いことに
MLMは嫌う人が多い一方で
商品だけ欲しい人は多いんです。

Amazonのレビューを見ると
買ってよかったという内容が
多く、☆の数も4~5が多数

要するに、
ビジネスに関わるのはゴメンだが
商品は欲しいよ

というお客さんはいるわけです。

Amazonのレビューから
お客さんの悩みをリサーチして

同じ悩みを持つお客さんに
解決策の1つとして、商品提案
ビジネス話は一切しない

という攻め方もあると思うのですが

商品を純粋に欲しい
優良顧客すら自分のビジネスに
引きずり込もうとするから

嫌われるんじゃないんでしょうか

3.物販系のMLMなら通販を見習おう

少し、MLM業界をdisリすぎました。
ただdisっても意味はないので
ちゃんと解決策出しますよ。

もちろんネットワークビジネスと
無縁な業種の人にも参考になる
販売戦略のお話です。

簡単にいうと

化粧品や健康食品の通販が日々
活用している方法を
取り入れようってこと。

3-1.化粧品、サプリ系通販はお手本

実際、MLMの製品は使ってもいい
という人はいます。

それこそネットで検索しても
製品に対する抵抗は少ないんです。

ただ売り方が残念なので、
使いたいけど躊躇してしまう。

MLMはいい商品なのに
売り方が悪い見本です。

ということは売り方を変えれば
多少はマシになるんです。

多少というのは、もう業界のイメージが
悪すぎて、どうしようもないから。

3-2.通販の仕組みを真似しよう

過去に松山市内で
ネットワークビジネスやっている人に
無料コンサルしたことがありますが

ちゃんとお客さんのことを考えた
マーケティングをしたところ

2週間で20人くらの知り合いに
声を掛けてもらい、

  • 3人の見込客を発掘
  • お試し購入2人
  • 商品の継続購入に繋がりそうな人が1人

という具合に、継続していけば
いいお客さんになりそうな
兆しがありました。

残念ながら、一緒にビジネスをする人を
発掘することを優先されるということで
それ以上のコンサルはしませんでしたが。

売りにくい業種、断られやすい業種でも
お客さんのことを考えた仕組みにすれば

一定の確率で売れていきます。

4.集客の仕組みを作る

ネットワークビジネスのお誘いを受ける度に
僕はその方に質問をすることがあります。

それが

「集客の仕組みはありますか?」

ということ。

何人の見込客を集めたら
そのうち何人が商品購入に繋がり
何人がビジネス登録するのか

それはマニュアル化できて
新たにビジネス登録した人が
すぐに真似できて

1ヶ月以内に見込客に対して
フロントエンド商品を提供できるか?

これを具体的な数字と戦略を合わせた
まともな答えが返ってきたことは
今まで一度もありません。

たいていは・・・

友人、家族をリストアップして
とにかくセミナーやアップラインと言われる
より自分よりも凄い人達に繋いで

ビジネスになんとか登録させる

商品をちゃんと使ってくれるかは
あんまり考えていないように感じます。

5.まとめ ビジネスの本質ってお客さんに喜ばれること

ネットワークビジネスかどうか関係なく
ビジネスの本質ってお客さんに喜ばれて
価値の対価としてお金を貰う
そういう取引ですよね。

それにも関わらず、
「自由な時間を一緒に手に入れよう」
「働かなくてもお金が手に入るよ」

で、ビジネスに登録してもらい
ぶっちゃけあまり価値を感じていない
商品を購入してもらったところで

あなたとその人との関係は
長続きするでしょうか?

ビジネスパートナーを見つける
ことばかり必死になって

売上に一番貢献してくれる
商品を気に入って使ってくれる人を
集めようとしないんですね。

商品を純粋に使ってくれる消費者を
どれだけ集められるかが
ビジネスが長続きする秘訣なのに

「客単価が低くて、旨味がない」

そう心のなかで考えているのが
な~んとなくですが読み取れます。

だから1人が辞めると、途端に組織が
崩壊していくので、半ば洗脳のように

セミナー、自己啓発、感謝(笑
という集客と全く関係ないことに
力を注いでしまうんですね。

次回は、実際にコンサルして

2週間で見込客を3人獲得した
具体的な集客方法を
お伝えしていきます。

後編はこちらです↓

お試し商品、利益の出る商品、継続課金の仕組みを考えよう

2017.07.18





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