美容室に行って、髪型を変えてもらったり
ワックスの付け方を教えてもらったのに
次に美容室に行く直前には、結局変わらず
いつもの髪型、いつものワックスの付け方に
なっている。。。。
そんな経験ありませんか?
1.来店時は必ずしもお客さんの日常ではない
美容室、整体院、ネイル、その他の商品を取り扱う
お店に来るお客さん。
買った直後は、必ずしもお客さんの
普段の生活の場面を表してはいません。
どういう意味か業種別に見ていくと
1-1.美容室の場合:髪が伸びた状態から一気に短くなる
髪が伸びたから切りたい
カラーをし直したい
パーマを掛け直したい
などなど、今の状態に耐えられなくなったり
いわゆるイメージチェンジをしたいから
行きますよね。
来店して、カット、カラー、パーマを掛ける
男性の場合なら特にそうなんですけど
切った直後の一番髪が短いときと
切って3~4週間くらいの長さで
スタイリングの仕方変わりますよね。
そもそも切った直後は
ワックス使わないとか(;´∀`)
そして3~4週間経った
本人にとって一番馴染みのある時期に
どういうスタイリングしたらいいか
悩むときはあります。
そもそも今のワックスでいいのか?
今の髪型でいいのか?
でも、誰に聞けばいいかわからず
グーグルで検索し
ユーチューブで動画あげている人の
スタイリングの仕方を
見よう見まねで取り入れてみる
こんな経験をした人もいるでしょう。
1-2.整体院の場合:身体の具合の酷い状態から一気に調整された状態
整体院に行くときって、
患者さんは身体に不調があって
来院するという方が多いです。
そして施術を30分なり1時間なり受けて
スッキリした状態で帰宅される。
そして、次回の来院予約は
2週間後とか1ヶ月後
その間に、不調が出たとしても来院まで
我慢してしまうこともあります。
1-3.ネイルサロン:パーツが欠けたりした状態から一気に綺麗にネイルした状態
きれいにネイルをしてもらって
1~2週間経つと、パーツが取れちゃったり
爪が伸びてきて、段差が出来てきますよね。
来店直後のお客さんの状態って
いつもの日常とは違うことも多いんです。
1-4.その他物販系:お客さんが日常のどの場面で使うのか?
仕事中や仕事終わりのプライベート
休日、デートや旅行などの場面に合わせて
テキスト・写真・動画で想像させる。
サロン系のビジネスではない、服などであれば
どう着るか?どういった場面で活躍するのか?
具体的に魅せる工夫があると良いです。
ちょうど、良記事があったので
一部引用しますが、この ゆうこす さんの
インスタグラムの使い方は見習う点があります。
”どんなお店で売っているかから始まり、
色味、つけ心地、香り、私が気に入っているポイント、
メークのワンポイントアドバイス……などなど。読んだ人が手元にあるかのように
想像できるように書いています。”(東洋経済より引用)
記事の内容はインスタ投稿時の
写真につけるキャプションでの
一工夫について書かれています。
でも、これってインスタに留まらない
使い方だと思いませんか?
ユーザーが気に入っているポイント
ワンポイントアドバイスなどは
まさに、日常に取り入れたときに
お客さんにどんな変化が出るのか
簡単に想像させることができます。
お客さんは商品を買いたいわけではない。
あなたから買った商品やサービスを使って
- どうなれるのか
- どんな変化が得られるのか
に期待があり、購入していきます。
それが想像以上なら喜ばれ、想像よりも
悪かったらがっかりされる。
以前なら、喜ばれたり、がっかりされても
そのままで終わることでした。
それが、インスタなどのSNSで一気に拡散される。
良かったことも悪かったこともです。
2.想像はある程度コントロールできる
お客さんの想像や期待よりも悪かったら
悪い評価がSNSを通じて拡散されるのは
お店側からしたら恐怖ですが
テキスト、写真、動画を使って
「こういう風に使えばいいんですよ」
「こんな使い方できますよ」
という情報発信をしていけば
ある程度、コントロールできます。
マズイのは勝手に想像されて
勝手に失望されること。
勝手に想像される前に、あなたの扱っている
商品やサービスの使い方を先回りして
ブログや各種SNSで伝えてみてください。
3.途中経過に合わせたサービスを考える
来店直後とお客さんの日常は必ずしも
同じじゃないということを伝えました。
そこで活きるのが来店後の経過を
先回りしてアドバイスする方法です。
3-1.来店後にハガキを活用する
来店後2~3週間経った頃に
- ハガキで今こんな具合になってませんか?
- キレイにするコツ
- オススメのスタイリングは・・・
といったアドバイスを付ける。
他にも、ネイルサロンであれば
長持ちさせるケアの仕方やコツ
整体院ならば、次の施術まで
身体をいい状態に保つコツ
といったちょっとしたアドバイスをつける。
ハガキ1枚送る
LINE@で個別にメッセージを送るだけでも
お客さんとの関係性がガラッと変わります。
ただモノやサービスを売る人から
専門家へと勝手に格上げされるんですね(笑
3-2.それでもダメなときの追加商品を提案する
アドバイスだけしても、ダメな場合はあります。
幸か不幸か、施術をして
1~2週間で不具合が出てしまった
ということもあると思います。
その際の保証をつけるということ。
3-3.来店後2週間以内に1回無料あるいは低額の補修サービス
通常は2週間で不具合が生じることはない。
仮に、あなたがそんな商品やサービスを
扱っているのであれば、2週間以内に
気に入らなかったり、不具合が出たら
無料あるいは低額でメンテをするわけです。
これ単純に、保証を付けることで
腕に自信のある人・お店なんだ
と思われるだけではありません。
3-4.目的は接触頻度を増やし、相談できるお店に格上げすること
マーケティングかじったことがあれば
売上は次の式になるのを
知っているのではないでしょうか?
売上=来店頻度×単価×人数
売上を上げるには、
- 来店頻度を上げる
- 単価を上げる
- 来店人数を増やす
いずれかの方法を取ればいい。
そうは言ったって、来店頻度UPには
限度ありますよね。
短期間にバンバン来店してもらおうとしたり
客単価をなんとか上げようとすれば、
無理な売込に繋がってしまうことも。
3-5.信頼関係を引き上げるための来店、アフターサービス
2週間保証というのは
来店頻度を上げる
あるいは
客単価を上げる
ではなく、信頼関係を引き上げるためです。
よく顔を合わせる人には
相談しやすくなるという心理的な
作成もありますが
お客さんが気になるタイミングで
相談できる、手直ししてもらえる
これって競合がまずやらないことです。
なんでって、「面倒」だから。
3-6.LINE@の1:1トークで相談のみ受付にしてもOK
- 保証は無理
- 来店予約を詰めると
サービスに影響が出てしまう
といったケースなら、LINE@の
1:1トークなどで気軽に相談OKに
してあげるだけでも良いです。
困った時に相談出来るお店や人
という存在がお客さんを惹きつけ
大手や競合に流れにくくなります。
まとめ:顧客の生活を考えた情報発信が欲しい
お客さんが普段どんな生活をしているのか?
というのは、チラシを作ったり
ブログを書く上でも重要なんです。
どんな時に、何に悩んでいるのか?
その不満があると、どんな不都合があるか?
その不満が解消されたらどうなるか?
既存のお客さんに聞いて見て下さい。
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