松山市内のお客さんから
「ホームページを作りたい」
「予算は30万円くらいでできる?」
と言われることがあります。
でもね、正直それだけの予算があって
ホームページで集客できるんじゃないの?
って淡い期待を持っているなら
その予算をハガキを作ったり
LINE@で既存客との関係作りに
使ったほうがいいです。
ホームページはその後でいい。
今回は、その理由を書いていきます。
目次
1.ホームページなんて実は月500円から持てる
冒頭から飛ばしていきますけど
初期段階からホームページにお金を
掛ける必要はありません。
ホームページを持って商品販売をする
似たようなことをやっている人達で
アフィリエイターさんがいます。
僕も、あるジャンルでアフィリエイトに
取り組んでいますが
掛かる費用は、
- レンタルサーバーの月額契約料金
- WordPressの有料テーマの単発購入
これだけです。
ロリポップのスタンダードプランで
契約しているので月額500円
WordPressのテーマも
ハミングバードという有料テーマで
1万円もしません。
ガッツリ取り組んでいるアフィリエイターなら、
それだけの経費で月30万円、100万円以上
利益を得ています。
このページは姉妹テーマの
アルバトロスというテーマですが
しっかりホームページらしさを
出すことも出来ます。
無料でもおしゃれなWordpressの
テーマがありますから
ただ単にホームページを持つだけなら
月500円から持てます。
重要なのは
あなたがホームページを持って
何をしたいのか?
そっちを先に決めてから
本格的なホームページ制作の
依頼を出しても遅くないです。
2.ホームページから最終的に何を販売したいの?
ホームページ自体は、もはや1人1台
持っているスマホであなたのお店の
情報を見てもらえる”可能性はあるので”
作るにこしたことはありません。
ただ、、、ご相談頂く中で感じるのは
あなたのビジネスで、最終的に売りたいもの
もっというと、ガッツリお金を稼げる商品は
ちゃんと用意しているのか?
そこをきっちり詰めてもらっています。
というのも利益の出る商品が無いなら
高いお金を掛けてホームページを
作ったところで費用回収は厳しいからです。
ホームページを作れば売れた時代
ではなく、高いお金を掛ければ
売れるってわけじゃありません。
ホームページを見てもらう目的は
次の2つです。
- 将来あなたのお店で商品を買ってくれそうな
お客さんをどれだけ集められるか - 集めたお客さんにどれだけ
注文をしてもらうか、来店してもらうか
2-1.目的①見込客を集める
また、アクセスを闇雲に集めたところで
売上には繋がりません。
重要なのは、集まったアクセスから
商品購入がどれだけ起きるのか
いわゆる成約率とかコンバージョン率
なんていうんですけど
アクセスの「質」も問われるんです。
ここを勘違いしていると
Facebookで友達5000人集めれば
売上げアップに繋がるとか
喚くキラキラ系のカモにされるので注意。
無料セミナーにいったつもりが
30万円するようなグループコンサルを
買わされるハメになりますよ。
中身スッカスカなのにね。
余談ですが、このセミナー集客の
手法自体は使える方法なので
身につけておくほうがいいです。
話を戻して、アクセスの質は
あなたがコントロールすることが
できるんです。
平たくいえば、役立つ情報を
ブログに書きまくれってこと。
逆に言えば、日記は不要。
今日もいい天気ですね。
1日頑張りましょうとか今日は◯◯に遊びに行きました。
その写真です。
とか、見込客にとっては
どうでもいい情報なんです。
役に立つ記事を書きまくるって
具体的な数字でいえば
1記事1000文字以上で100記事です。
これくらい書かないと
グーグルはあなたのページが
役立つページだって認めず
アクセスを集めるのは難しいです。
このブログでも現在50記事を
ようやく超えたあたり。
松山 集客
で検索しても、11位・・・
まだ検索結果の1ページ目に
入り込んで来ていません。
とはいえ、松山 集客で
月間検索数が100回以下なので
1位になれたとしても
仕事の話に繋がるかは別です(苦笑
2-2.目的②成約率を上げる
将来あなたのお店で商品を買ってくれそうな
お客さん、いわゆる見込客っていうんですが
この人達は、今抱えている不満、悩み
欲求を解消・満たす”情報”を求めています。
仮にあなたがダイエット商品を
販売していて、ネットでもお客さんを
集めたいとします。
2-2-1.ランディングページにはお金を掛ける
- 扱っている商品を使えば
1日どのくらいの時間が必要で
5kg痩せるには何日間掛かりそうなのか - 今までに買った人は何人いて
どのくらいの人がダイエットに成功したのか - 購入前と購入後でお客さんにどんな
変化があったのか? - 体型の変化の写真や動画
- 扱ってる商品はいくらなのか?
- どんな原料を使っていて、どんな作業工程を経て
完成しているのか? - 商品の安全性は大丈夫なのか?
- 痩せた人は今どういう生活をしているのか?
- リバウンドの心配はないのか?
- 購入ボタンや予約フォーム
ざざっと挙げましたが
こういった情報は最低限必要だと
思いませんか?
専門用語でランディングページと
呼ぶもので、見込客の心理に
沿ったページを作り
商品購入や来店に繋げていきます。
このページの出来で、成約率が
大きく変わってしまいます。
アフィリエイトで言えば
どんなに質のいい記事を書いても
ランディングページがしょぼければ
売れないから報酬0となってしまう。
ですので、ランディングページの
出来がひどいものを扱う人はいません。
素人がテキストとフリー素材で
頑張って作りましたってことが
バレバレのページのことです。
初期段階からは
ホームページにお金を掛けなくて
いいよって言いますが
ランディングページだけは別です。
このページだけは手間もお金も掛ける
ほかのページは無料か
1万円くらいのテンプレートで十分。
ブログ記事から
このランディングページに誘導して
商品購入や資料請求に繋げる。
3.初回購入客をいかに2回目購入に繋げるか
新しいお客さんが商品を買ってくれた。
ここで終わってしまうのは勿体無いです。
顧客リストを洗い出してみると
2回目来店率って低くなるんです。
上の画像はTORETAという飲食店向けの
顧客管理サービスをしているところが
POSデータを分析した結果です。
(リピート対策は特に何もしていない
あるいは、一般的な対策のみ
行っているお店のデータのようです。)
- 初回来店者が
次回予約をする割合が7.1% - 2回目来店者が
次回予約をする割合が24.0% - 3回目来店者が
次回予約をする割合が39.1%
と、来店回数が増える度に
次回予約率も増えていることがわかります。
そして、このデータからわかるのは
新規客を2回目来店に繋げることが
どれだけ重要かということ!
仮に1000人の新規客がいた場合
- 2回目予約率は71人
- 3回目予約率は17人
- 4回目来店率は6人
と、2回目の来店客が激減することが
わかりますよね。
2回目の来店に繋がらないお客さんが
900人以上いるんです。
厳密には予約ですので
実際の来店人数はもう少し減ります。
今時間があれば、あなたのお店の
顧客リストを見返してみてください。
2回目来店率どのくらいありますか?
何も対策をしていなければ
おそろしい数字が
出ているはずです。
3-1.2回目来店率を上げる特典+ランクアップ
2回目来店率が極端に低いことはわかった。
じゃあ、なんか対策ないのかよ
ってそろそろツッコみが来そうなので
その解決策を1つ提示しておきます。
それが、初回来店時に
「次回ポイントが満タンになる仮会員カード」
これを渡すんです。
ポイントカードって
どのお店も導入してますが
2回目来てくれるお客さんが少ないのに
10ポイント貯まれば特典付けるとか
ほぼ無意味です。
カード印刷費が勿体無い。
2回目来店率を上げたいなら
2回目来店をしたくなるきっかけを作る
そのために、次回来店したら
◯%値引き、◯◯1つ無料など
同じお店に来るメリットを付けておくんです。
そして2回目来店があったら、その時に
ちゃんとしたカードを発行する。
これがうまく回っているなと感じたのが
以前にもブログに書いた塚田牧場
先日、2回目来店をしてみました。
3-2.塚田牧場に見る2回目特典+ランクアップ事例
入店してすぐに、店員さんから
「今日は何回目の来店ですか?」
と聞かれます。
僕が2回目と返事をすると
「前回の名刺ありますか?」
と名刺を渡すようお願いされます。
目の前のお客さんが、何回目の客なのか
すぐにわかるようにしているのは
凄いなと感じました。
詳しい様子は省きますが
2回目特典は、1品無料で選べるサービス
さらに、ランクアップのシステムを
その場で教えてもらえます。
さらに最高タイトルとその特典は
あえて伏せられていました。
優良顧客、ロイヤルカスタマーと
言われる人だけに案内する特別感を
演出しています。
そして2回目来店の特典とともに
新しい名刺を店員さんから渡されます。
初めてのときは、名刺を素のまま
渡されていましたが
ランクアップによって、
きれいな名刺入れに収まっています。
ランクアップしたんだなぁ
と実感させる仕組みがうまいなと
感じました。
唯一惜しいと思ったのは
顧客リストを集めていないこと。
今はお店の住所が書いてあるので
ちゃんと名刺を作るために
◯◯さんの住所と電話番号
もしくはLINEのID教えてください
って伝えてれば、スムーズに
リストを集められたと思います。
こうしておけば、
ランクアップした◯◯さん
最近見ていないなぁ
- じゃあ、ハガキを送ろう
- LINE@の1:1トーク使おう
といった、失客を防ぐ
仕組みを取り入れられたはずです。
もちろん、名刺型ポイントカードに
顧客管理までするのは大変です。
とはいえ、今すぐ無料で出来る
方法がLINE@のショップカード機能
このランクアップ+特典付与を
あなたのお店でも無料で使えます。
しかもLINEなので、リスト管理も
簡単になります。
最近見ていないお客さんには
1:1トークを使ってみる
隙間時間に対応するだけでも
効果大です。
まとめ 最初は固定客作り、ホームページはその次
お金を掛けてホームページを作るのは
初期段階ではオススメしません。
理由は、費用対効果が悪いから。
お金を掛けるとしても、
ランディングページ1枚のみ。
チラシを見て、ホームページを確認して
来店するという流れがあったとしても
チラシ→ランディングページ→来店
となるので、1ページで済みます。
お客さんもスマホで見る人がほとんど。
いくつもあるリンクを押すより
縦1ページで見るほうがラクですよ。
まずは、固定客作りの仕組みに
力を入れて、再来店率を上げることに
時間やお金を使う。
ホームページは月500円もあれば
あなただけのURLで作れます。
WordPressを使うにしても
無料でも優秀なテンプレートがありますし
1万円前後のテンプレートがあれば
大抵のことは足りてしまいます。
その導入が大変なら
プロに手伝ってもらえばいい。
その後は、
お客さんの悩み、不満、欲求に答える
ブログ記事をとにかく書く。
お客さんに役立つ記事を書いていれば
少なくとも1000文字は軽く
超えてきます。
100記事の壁をできるだけ速く突破する。
すると、グーグル検索からも
アクセスが集まってきます。
さらにSNSを利用すれば
たくさんの人に読んでもらえる時代。
出来上がった記事は
FacebookやTwitterにリンクシェアする
集客にお金を多少割けるなら
既存客のメールアドレスや電話番号を元に
Facebook広告を利用して
今住んでいる地域に重点的に広告を流す。
無料、有料問わず集まったきたアクセスを
最初に作ったランディングページに
誘導して、商品注文や来店を促す。
来店してもらったら
ランクアップの仕組みを利用して
2回目、3回目来店につなげていく。
来なくなったお客さんには
ハガキやLINEの1:1トークで
呼び戻す仕掛けを行う。
ホームページはあくまで
集客の手段の1つです。
新規客を2回目来店に繋げ
固定客化し、ファンに育てていく。
その仕組みが整ってから
お金を掛けて改修すればOKです。
高額商品はお店のファンでなければ
購入してくれません。
集客→リピート→ファン化
この流れが回っていないと
穴の空いたザルのように
お客さんを垂れ流してしまいます。
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