顧客リストの獲得&活用を意識しよう




チラシやブログ、Facebookで
お店の情報を流して
集客を頑張っている

だけど、これがいつまで続くの?
更新は毎日しなければいけないの?

そう思っていませんか?

で、そういう方に話を聞いていると
新規客の集客には力を入れているのに
何度も来てくれる人にはあんまり・・・

というケース多いんです。

さらに顧客リストを活用できていない
ならまだいいほうで

そもそも顧客リストを
集めていなかったりします。

顧客リストを活用すれば、
売上が上がるだけではありません。

1ヶ月の来店数を
コントロールできるようになるので

今月ちょっとお客さん少ないなぁ
といったときの対策や
毎年8月はお客さん減るんだよなぁ
といった来店数が減る際の予防も

できるため、余裕を持って運営できますよ。

今回は顧客リストの集め方と活用方法
についてお伝えしていきます。

1.そもそも顧客リストって何?

顧客リスト、あるいはリストって
僕はいつも呼んでいますが
この「リスト」とは次のようなものです。

  1. メールアドレス
  2. 住所
  3. FacebookのID
  4. LINEのID
  5. 電話番号

ざっと代表的な物を上げました。
簡単にいえば、あなたから
お客さんに連絡できる手段です。

それぞれ簡単に解説していきますね。

1-1.メールアドレスは今も昔も使える

メールはもう読まれない
なんて言われますが、今でも
色々な場面で活用されています。

各種SNSのログインはもちろん
ネットでモノを買うときには必須とも
言える連絡手段ですね。

1-2.猫も杓子もWEBだからこそアナログは強い

ネット集客にこぞって力を入れるから
あえてアナログの連絡手段を取ると
予想以上に効果がでます。

メールは今も使える手段ですが
迷惑メールで埋もれて見られてない

そもそもメールボックスすら
開かれてないこともあります。

FacebookやLINEにしたって
みんなが力を入れるため
スマホが通知だらけってことも
珍しくありません。

はがき、チラシ、ダイレクトメールは
オワコンだなんて言われますが
むしろ逆です。

郵送費が掛からず、手軽にできる
メールなどのWEBに頼るのは
悪くはありませんよ。

そのおかげで、アナログの集客手段は
ライバルが減ってやりやすいんです。

メールの場合、
1日に100通も200通も
受信することもありますが

郵便物で1日100通200通と
受け取るケースはまずありません。

100通のメールの中で
あなたのメールが選ばれる戦い

4~5通の郵便の中で
あなたの郵便物が選ばれる戦い

どちらが有利か言うまでもありません。

1-3.FacebookのID

Facebookで繋がっておけば
イベント告知やこうやって
ブログ記事をシェアして
興味があれば読まれます。

他にもイベントページを作って
イベントの案内を送ったり

直接メッセンジャーで連絡することも
可能です。

Facebookの特徴としては
ユーザーの年齢層が高めということ。
60代以上の方も多く利用しています。

年齢高めの世代が顧客層なら
Facebook友達を集めておくのも手です。

1-4.LINEのID

LINEでリストを集めるときは
必ず、LINE@を使ってください。

LINEをビジネスで使うならLINEではなく
LINE@という別アプリです。
(別アプリですがLINE公式が出してます)

そもそもLINEの商用利用はNGですが
ビジネス利用に便利な機能が
LINE@には盛り込まれています。

LINEの強みはなんといっても
通知が来たら自然と開ける癖が
ついてしまっていること。

絶対に読まれるメルマガと言われるほど
開封率の高さがあります。

LINE@にはショップカードクーポン発行
という機能があるので、友達になった人に
会員カードやクーポンを送ることが出来ます。

ポイントカードがかさ張るのはイヤ
という理由で会員登録をしないお客さんも
余計なアプリをダウンロードせず
に使えるので、おすすめです。

1-5.電話にはSMSという最終手段がある

最後のリストは電話です。
直接、お客さんに電話できるという
メリットもありますが

電話番号さえわかっていれば
ショートメッセージ(SMS)を送ることが
できますよね。

文字数を極端に制限されたLINEと
いえばよいでしょうか。

開封率はLINEについで高いと思われます。
各種SNSの2段階認証にも使われるほど
個人を特定できる連絡手段なので

FacebookやLINEのID、メールアドレスが
わからなくなったとしても、
高い確率で連絡がつきます。

2.顧客リストがないときはどうするの?

代表的なリストの解説は以上です。
あなたのお店では
リスト取っていますか?

今までは考えたことなかったのでしたら
まずは、今お伝えした項目を
集めることだけでも始めてください。

顧客リストがあればなんとかなります。

重要なことなので繰り返しますが

顧客リストがあればなんとかなります。

それは時代が変わろうが関係ありません。

江戸時代の大福帳が耐水性の高い素材で
作られ、火事になったら井戸に突っ込んで
顧客リストを守ったと言われるほどです。

商品よりも顧客リストのほうが
重要なのを、300年前の商人も
感じ取っていたってことです。

2-1.顧客リストを集める

0から顧客リストを集めるのでしたら
ウェブを使う場合と
ウェブを使わない場合にわかれます。

2-1-1.ウェブを使う

ウェブを使って顧客リストを集めるには
ブログやSNSを入り口にして
登録フォームやボタンを置いてください。

メールアドレスを集めたいなら
登録フォームをブログやSNSに貼る。

登録してもらう確率を上げるためには
メールアドレス登録専用のページ
通称ランディングページを用意してください。

ページ制作にお金を掛けるならこの
ランディングページ

ランディングページのデザイン次第で
登録数が大きく変わることもあります。

これはプロのデザイナーさんに
頼んだほうがいいです。

LINE友達追加ボタンなら
LINE@の管理画面で追加ボタンの
URLを手に入れて、ブログやSNSに貼る

これで普段、記事を更新するだけの
ブログやSNSが顧客リストを集める
集客装置に変わります。

2-1-2.ウェブを使わない

ウェブを使う場合、いきなり始めると
失敗する可能性が高く
ウェブ以外でも顧客リストを集める
癖をつけておいてください。

というのもこちらの記事でも書いたとおり
ウェブで顧客リストを集められるのは

情報発信を日々しているか広告を使って
アクセスを集めていることが
前提になるからです。

ウェブを使わずに顧客リストを集めるのは
従来のウェブ以外の集客時に
一手間加えるだけでOK

例えば、新規来店時に

「その場で割引代わりに顧客リストを集める」
といったインセンティブを使う

チラシからの予約時に
LINEのQRコードを使い
友達追加→予約を自然な流れにする。

と言った方法があります。

2-2.顧客リストを借りる&共有する

上記方法で顧客リストを集められますが
どうしてもお金や時間が掛かります。

情報発信をして、読者から来店を促すにしても
グーグルの検索結果で表示されやすくなるのに
3~6ヶ月は必要です。

でも、もっと短期間に顧客リストを
集めることができれば、新規客はもちろん
リピーターも大きく増えそうですよね。

そんなうまい話があるわけ・・・・
実は、あるんです。

それが顧客リストを「借りる」こと。

あなたのお店のターゲットが
30代~40代の女性で
健康や美容に気を使っている

といった層の場合

あなたの業界にいる顧客を
狙って集客するよりも

別業種のターゲットが近いところに
顧客リストを借りるほうが、あなたの
お店に興味をもってくれやすくなります。

今回は、借りる方法を2つ紹介します。
使えそうだと思ったら活用してください。

2-2-1.体験して紹介してもらう

1つ目の方法は借りたいお店の人に、
あなたの商品やサービスを
体験してもらい紹介してもらう。

単純ですが、強力な方法です。

口コミが強いといいますが
紹介や口コミをしてくれる人って
極端なんです。

ものすごくたくさんの人を
紹介してくれる人もいれば
全然紹介してくれない人もいます。

本人の性格や友達の数によるので
こちらからも強くお願いできない
ですよね。

これが、お店からの紹介であれば
単純に紹介してくれる数の多さも
ありますが、信頼の移転が起きます。

言葉は悪いですが
この人が言うなら、いいものかな?
という心理を活用する。

もちろん、ウソはダメですよ。

体験してもらってもないのに
体験してもらったかのように
紹介してもらうとか

商品・サービスの質が正直微妙と
思われているのに、絶賛してもらう

長い目で見たら、双方に
大きなマイナスとして返ってきます。

体験してもらって、ホントによかったら
紹介してもらう

アフィリエイトにも通じる方法です。

2-2-2.ニュースレターを同封する

2つ目の方法は
ニュースレターを同封させてもらう
というもの。

リピートに力を入れているところは
高い確率でダイレクトメールや
メルマガを発行しています。

月に1回とか発行のタイミングで
あなたのお店のニュースレターを
同封してもらう。

これだけです。

「え?顧客リストなんて
貸してくれないんじゃないの?」
と思うかもしれせんね。

そこで活きてくるのが
ターゲット層が近いということ。

ターゲット層が近い別業種なら
ライバルにはならず、リストを
提供しあえるからです。

注意)個人情報保護の徹底があるため
個人情報を社外に出すのはNGです。

ニュースレターを同封させてもらうなど
リストは借りるけど、リスト自体は
持ち出さない、持ち込まないように!

ニュースレターの作成方法は
別記事で改めて書く予定ですが
Canvaを使って、さっと作れます。

3.顧客リストがあれば毎月イベントを組める

  • ブログでの情報発信
  • 広告活用をする
  • 来店時に会員登録を促す
  • 他社と協力する

こうやって顧客リストが
集まってきたら、次はどう使うかです。

僕がいろいろなお店を見ていて
感じるのは、顧客リスト自体は
あるっちゃある。

でも、いまいち活用できていない。
ということです。

10年以上前に、コーヒー豆を
売るお店でアルバイトをしたときも

1000件以上の顧客リスト
あったにも関わらず、年間通して
DMなどを送ったのは1~2回でした。

会員情報の誕生月に1回と
クリスマスに1回だけ。

それ以外の季節は
死蔵されていたんです。

数年後に久しぶりに行ったら
テナント更新の際に、立ち退き
になり、残念な気分になりました。

今思えば、「もったいねぇえええ」
って言いたい。

顧客リストをうまく使っていれば
今もそのお店はその場所で
営業できていたかもしれません。

顧客リストの具体的な活用法は
適当な理由をつけてDM送る。
冗談抜きにこれでOKです。

この記事は6月に書いています。

今月キャンペーンを打ちたい
と思ったら、
「ジメジメ空気を吹き飛ばそう」とか

整体院を経営しているなら
湿気で膝や肘の痛み出てきてませんか?」

美容院を経営しているなら
「子供の授業参観で、隣に立っている
親御さんの髪がきれいって
思ったことありませんか?」

といった悩み、イベントにちなんだ
理由をつけて人の欲求を
刺激することができます。

この先、半年間を見ても

7月なら
子供の夏休みより一足はやく
親の夏休み取ってみませんか

8月
お盆明けで疲れていませんか?

9月
夏バテしていませんか?
身体のケアはこの時期こそ

10月
ハロウィン限定○○

11月
季節の変わり目の今こそ

12月
クリスマスにお正月と
イベントラッシュ目前
この時期に・・・

といった、イベントや季節を
取り入れれば、毎月何かしらの
キャンペーン打てますよね(笑

今月、来月どんなキャンペーンが
打てるか、ぜひ考えてみてください。

まとめ 顧客リストは宝の山

顧客リストは宝の山であり
困った時の顧客リストです。

新規客ばかり追いかけるのは
お金も時間も掛かってしまい
忙しいのに、利益が出にくい。。。

という状況になりがちです。

新規集客に掛ける時間を0
にするのは問題ですが

リピート獲得を仕組み化すれば
時間に余裕は出るうえに、利益が
積み上がるようになりますよ。

ぜひ、普段から
顧客リストを集めて育てることを
意識してみてください。





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