大多数の人が商品を愛しすぎている
商品を販売するとき、どのくらいお客さんのこと考えていますか?
商品のことじゃないですよ、“お客さんのこと”です。
ネットでも、リアルでもそうなんですが
お客さんのことを考えているという人って意外と少ないんです。
僕は起業支援にも携わっているので
新たに起業したい!といってくる人のプレゼンをよく聞く機会があります。
ただ・・・・
10人中9人は、自分の商品やコンセプトが優れているから
起業したい、売れるだろう
そう思ってプレゼンをしてきます。
もちろん、それでヒットするものもあるんですが
お客さんのことどのくらい調べたのかな~
って聞いてみると、とたんに答えが返ってこなくなります。
お客さんのことを考えて、その意見、悩みをベースに商品を考える
専門用語でマーケットインって言います。
その反対に、何か新商品を開発して、それをお客さんに受け入れてもらう
これをプロダクトアウトって言います。
マーケットインvsプロダクトアウト
そして、残念なことに大半の人が
プロダクトアウトの考え方なんです。
モノづくりの国だったからなのか
今でも「良いものを作れば売れる」って発想は強いですよね。
モノがなかった時代ならその考えでOKだったんですけど
これだけ、モノがあふれて、競合もたくさん出てくると
「良いもの=売れる物」っていう風にはならないんです
テレビとかすごいでしょ。
リモコンのボタン一体いくつあるんだろう。。。
リモコンだけでも、テレビ本体用・レコーダー用など2個以上あったりしますよね。
スマホにしても
機能を全部使いこなしている人はいないんじゃないでしょうか?
もちろん別の業界でもそうです。
商品のことは、みんなすごく詳しい
でも・・・・お客さんについてはどのくらい知っているかというと
これが全然って場合が多いです。
ペルソナを決めるっていう話でまた別にお話しますが
商品を欲しがるお客さんは
年齢は?
職業は?
どこに住んでる?
収入は?
家族構成は?
平日何時に起きる?
仕事は何時まで?
夜何時に寝る?
休日の過ごし方は?
趣味は?
今悩んでいることは?
これまでどんな商品を使ってきたの?
どうしてその商品じゃダメなのか?
スマホでいつも何を見ている?
読んでいる雑誌は?
などなど、お客さんがどんな人かというイメージがないまま
商品を作ったり
広告を流そうとしたりしています。
広告を打つのって
ターゲットが決まってない、広すぎたら
残念ながら反応出ないんですよ
反応を出すには、お客さんのことを調べ上げる。
商品やサービスはその調査結果を元に作っても遅くないどころか
失敗しにくいですよ。
まずは「マーケットイン」
お客さんのことを知り尽くす
ということをやってみてください。
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